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LVL(エルブイエル)とは

LVLは、Laminated Veneer Lumber(ラミネイティド・べニア・ランバー)の略称で、ロータリーレースやスライサーと呼ばれる機械で、丸太を薄く剥いだ単板(厚さ2~5ミリメータの薄板)を、木の繊維方向に平行に重ねて接着した材料です。

同じ単板を積層し張りあわせてつくる製品に合板があります。 LVLと合板の違いは、積層する単板の向きです。合板が単板の繊維方向を直交させ貼り合わせるのに対し、LVLは同じ方向に貼り合わせます。

LVLは、“木材の桂むき”加工によりロータリーレースの加工限界まで、単板を削り出すことから原木の使用率が高く、製造工程の自動化が可能なため大量生産に向いています。 また強度・寸法精度・形状の自由度の高さから、ユニークな形状の大規模木造建築が建てられています。

日本では戦前からピアノや家具にLVLの原型が使われており、当時は製造工程が合板と似ていたため、平行合板と呼ばれていました。

LVLの日本農林規格は、その用途から「造作用単板積層材」と「構造用単板積層材」の2つに分けられます。構造用では、長さや厚さの自由度が高いので、柱や梁のように細長い部材として使用されます。造作用では、家具の枠材、ドアの枠・窓枠などの建具に使われています。

参考文献: 「JAS情報 2018年9月号」

Text: 竹中工務店 木造・木質建築推進本部

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