林業作業士(りんぎょうさぎょうし)とは
林業作業士とは、フォレストワーカーとも呼ばれ、森林を維持管理しながら、育成した樹木を伐採して木材資源を生産する仕事に関わる人のことをいいます。
春には植林がしやすいように整地をする「地ごしらえ」や、苗木を植えていく「植林」を行い、夏には苗木の周辺に生えた雑草を刈り払う「下刈り」を行います。そして秋には、節のない木材を生産するために枝を切り落とす「枝打ち」や、全体に十分な光と養分がいきわたるように木の本数を減らす「間伐」を行い、冬には、最終的に残った大きな木を伐採して収穫する「主伐(しゅばつ)」を行います。
このように、季節によって仕事内容も大きく変化するのも自然を対象にする仕事の特徴です。自然に囲まれた環境で仕事ができることや、時間の経過とともに植林した樹木の成長をはっきり目で見ることができることにやりがいを感じる人も多いようです。
参考文献:緑の雇用「森林の仕事紹介」
厚生労働省「林業作業-職業詳細」
Text:ココホレジャパン