『The Flats Woods Kiba Story』は、竹中工務店の木造建築『フラッツ ウッズ 木場』ができあがるまでを巡る物語です。
『フラッツ ウッズ 木場』は、竹中工務店の木造建築技術を多く採用した次世代のコーポレートレジデンスです。都市に“人に優しい” 中高層木造建築を建てることで、木をめぐる社会問題を解決する足がかりとすることを目指しました。適材適所に木材を使うハイブリッド構造は新時代の木造建築。木という自然の素材を使うことからはじまる、工夫と技術と思いを巡るストーリーをご紹介します。
大和ライフネクスト ファシリティコンサルティング事業部 課長
松浦 明美 Akemi Matsuura
千葉県出身。コスモスイニシアで販売を中心とした不動産取引に従事。結婚退職後5年間の専業主婦を経て復職。大和ライフネクストで寮などの管理業務受託営業を経て、2007 年「シェアする社員寮の賃貸事業」の初期メンバーに。以来、事業の品質向上、高稼働維持と事業拡大に邁進。
「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」を担う仕事
『フラッツ東陽』に引き続き、『フラッツ ウッズ 木場』も私たちが管理運営を行います。大和ライフネクストでは、賃貸事業として社員寮の管理を行い、13 年前からはシェアする社員寮の運営に取り組んできました。
これは、採用人数や単身赴任者の数に合わせて、企業が必要とする分だけお部屋を契約できる仕組みです。実はこのアイデアを実現する際、最初にご一緒したのが竹中工務店さんでした。ゼネコンである竹中工務店のみなさんが管理会社の意見に熱心に耳を傾けてくださったことをよく覚えています。
こうして2008 年にできたのが『フラッツ東陽』でした。ここではお住まいの皆様にホッとしてもらえる環境づくりを大切にしているのですが人の安らぎを生み出すのはやっぱり人なんだと思います。
館内には当社の管理人夫婦がいて、お母さんが受付でお父さんがシェフを担当。出来立てのおいしいご飯と「いってらっしゃい、おかえりなさい」の挨拶で家庭的なおもてなしを心がけています。
また、毎年恒例となった入居者パーティでは、ご当地クイズやゴルフ対決で楽しんで頂きながら、皆さんの交流を後押ししています。『フラッツ ウッズ 木場』が安らぎの空間に近づけるようお手伝いできればと思います。
text:生田早紀 photo:小禄慎一郎