木のまちづくりから未来のヒントを見つけるマガジン キノマチウェブ

まちと森がいかしあう関係の起点となる『キノマチ』からは、人や建物、社会、そして地球にとっての“いいこと”がたくさん生まれます。 キノマチプロジェクトがこれまでに『キノマチ』をつくりながら見つけたいいことを10つにまとめてご紹介します。

01 豊かな自然環境を次世代につなぐ

キノマチは自然災害地球温暖化の抑止生物多様性の保全など、今地球が抱えている課題を解決する糸口となり、持続可能な社会づくりに貢献します。


02 からだもこころも健康に

近年、木と人間の関係に注目した多様な研究が進められ、改めて、木が人のからだにもこころにもよい影響を与えてくれることが明らかになってきました。


03 学習や仕事の能率が上がる

木でつくられた空間では、学習や仕事がはかどることが研究で明らかに。木の力によって、人が持つ能力を最大限に発揮することができます。


04 物語から愛着が生まれる

木は物語の宝庫です。生産者、生産地、その土地の風土や風習。そうした木の背景にある物語を知ると、木そのものや、その木を使った建築に愛着が生まれます。


05 快適な空間設計を可能にする

断熱性や調湿機能など、木造建築は素材由来の多様な性質を持っています。そうした特長をいかすと、様々なシーンに合った過ごしやすい空間をつくることができます。


06 世代を超えて使い続けられる

なぜ日本には数百年と続く木造建築が残っているのか。それは先人たちが木の特性を理解しながら丁寧にメンテナンスすることで、建物を長保ちさせてきたからです。


07 工期の短縮とコストの低減

他の建築素材に比べて圧倒的に軽い木は、建築プロセスにおいても多くのメリットを生み出します。今後の技術革新によってさらに木の使い方の選択肢は広がります。


08 大工の知恵や技術の継承

世界に誇る木造建築が数多く残る日本。その背景にある大工の技術と知恵を現代でも活かし、後世に残していく取り組みが求められています。


09 森の産業の活性化

木のまちづくりを通して木材を積極的に使うことで、新しい資源と経済の循環が生まれます。それは、既存の林業活性化に加え、新たな森の産業の創出にもつながります。


10 資源を再利用・再資源化しやすい

木材は用途や形を変えることで何度も使うことのできる素材です。限りある資源との付き合い方を考える時代において、木材は可能性に満ちた素材と言えます。

森林グランドサイクル®

人、建物、社会、地球にいいことを生む、木のまちづくり「キノマチ」 は持続可能な森づくりを実現し、そこから生まれた価値は再びまちづくりにいかされていきます。その循環を「森林グランドサイクル®」と呼び、多くの方々、さまざまな企業との関わりを持ちながら、このサイクルを大きな社会の流れにしていきたいと思っています。

出典:冊子版「キノマチをつくろう~木のまちづくりハンドブック」(PDF)
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