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2024.07.17
【キノマチニュース】10周年の「ウッドデザイン賞2024」今年はドイツ iFデザインアワードとの連携も

今年も木とデザインの力で社会課題を解決する取り組みに贈られる「ウッドデザイン賞2024」の募集がはじまりました。建築・空間、技術・建材、プロダクツ、コミュニケーション、調査・研究の5分野を対象に「ウッドデザイン」に関わるあらゆるモノ、コト、サービスが顕彰されます。

創設10周年となる今年は、世界3大デザインアワードのひとつ、ドイツの「iF DESIGN AWARD 2025」と連携協定を結ぶという新たな話題も。特典として「ウッドデザイン賞2024」を受賞した作品が「iF DESIGN AWARD2025」にエントリーすると、登録費用とオンライン・プレセクション(デジタル審査)が免除されるとのこと。価値あるウッドデザインを国内だけなく国外にも発信できるまたとないチャンスです!

「ウッドデザイン賞」とは

木を活用することで社会を豊かにし、経済を循環させ、さらに環境も良くする。まさに「三方良し」を推進するのが「ウッドデザイン賞」です。

同賞の普及とともに、暮らしに木を取り入れる機会が増えれば、木材の利用が促進され、伐採期を迎えた森林が適切に管理されるとともに、持続可能な森を守ることにもつながります。

キノマチウェブからウッドデザインをピックアップ

ウッドデザイン賞の趣旨は、キノマチプロジェクトが推進する森林グランドサイクルの考え方にも共通します。昨年の「ウッドデザイン賞2023」では、キノマチウェブで取り上げた多くのプロジェクトが受賞しました。

北海道地区FMセンター」が最優秀賞(国土交通大臣賞)、「内子龍王バイオマス発電所」が奨励賞(審査委員長賞)を受賞したほか、「立命館アジア太平洋大学Green Commons」や、われらが「キノマチプロジェクト」も受賞しています。

木への関心が高まるにつれて年々レベルアップするウッドデザイン賞。今年はどんな作品がウッドデザイン賞を受賞するのでしょうか。キノマチウェブで取り上げたプロジェクトがノミネートされるのも期待したいところです。

「「東陽町ぐりんたす」の設計者・花岡郁哉さんに訊く、ひとと自然が関わりあえる建築とは」
「2023年11月に完成予定! 宮城県仙台市・広瀬通りの美しい銀杏並木との調和を図った高層木造ハイブリッド賃貸オフィスビル」

「ウドデザイン賞2024」の募集要項

●期間
2024年 6月20日(木)10:00~ 7月31日(水)18:00

●応募対象
建築・空間、技術・建材、プロダクツ、コミュニケーション、調査・研究の5分野

●表彰部門
「ライフスタイルデザイン部門」~木を活かして質の高いライフ&ワークスタイルを提案しているものが対象
「ハートフルデザイン部門」~木を活かして心身を健やかにしてWell being の実現が期待されるものが対象
「ソーシャルデザイン部門」~木を活かして森林・林業や地域・社会の持続性を向上させているものが対象

●ウッドデザイン賞の構成
第1次審査、第2次審査を通過した作品には「ウッドデザイン賞」が与えられます。ウッドデザイン賞受賞作品の中から、最終審査を経て、最優秀賞、優秀賞、奨励賞等が選出、表彰されます。

●受賞後の展開
入賞作品は「ウッドデザインマーク」を使用できるとともに、各種展示会への出展等により幅広くPRされます。

●スケジュール(予定)
応募期間:6月20日~7月31日
第一次審査結果通知:8月19日
第二次審査申請、エントリー料振込:8月20日~8月30日
第二次審査期間(現物等審査):9月11日~10月4日
ウッドデザイン賞 2024 (入賞)発表:10月9日
最優秀賞、特別賞、優秀賞、奨励賞等の発表:11月15日

ウッドデザイン賞

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